来年こそは飛躍の年にしたいあなたへ。

 

建売業界は昨日から正月休みというところも

多いことでしょう。

 

あなたはこの1年どうでしたか?

満足いく1年を迎えられたでしょうか?

 

満足いく1年を迎えられた人もそうでない人

も来年はもっと飛躍したいと思う時期。

 

しかし、飛躍するためには何が一番重要なの

かが分からなければ飛躍のしようがありませ

ん。

 

そこで参考にして欲しいのがある有名な実験

の結果です。

 

スタンフォード大学の心理学者ウォルター・

ミシェルが50年にわたって行った、延べ600

人参加の大規模な実験があります。

 

この実験は、使われた報酬の名前にちなんで

マシュマロ実験と呼ばれています。

実験は、スタンフォード大学のビング保育園

(心理学部の教育研究機関)で行われたもの

で、4歳の園児たちにマシュマロ1個を今すぐ

もらうほうを選ぶか、それとも最長20分待っ

てマシュマロを2個もらうほうを選ぶかを選

択させました。

 

まず、実験室内でマシュマロを1個テーブルに

おきます。マシュマロの脇には卓上ベルがあ

り、いつ鳴らして研究者を呼び戻し、1個の

マシュマロを食べてもいいと告げました。

 

しかし、研究者が戻るまで20分間マシュマロ

を食べなければ、2個のマシュマロがもらえ

ます。

 

ご想像のとおり、園児たちは目の前の魅力的

でよだれのでそうな誘惑に抗し、むしゃぶり

つきたくなる衝動を抑え、もがき苦しみ、悪

戦苦闘し、味見を我慢するための創意工夫を

凝らします

 

4歳児たちのことですから、当然お菓子を食

べたいという生理的欲求のほうがそれを我慢

しようとする自己抑制や理性を圧倒してしま

います。いわば欲求に屈服するグループ。

 

これに対して、自己抑制によって生理的欲求

に打ち勝つグループもいます。

 

前者と後者の割合は、2:1です。

 

興味深いのは、その後50年にわたる追跡調査

の結果です。

 

欲求に打ち勝つことができたグループ(全体

の3分の1)は、そうでないグループと比べ

て、何が違ったのか。

 

・大学進学適正試験の点数が良い

・中年になったときの肥満指数が低い

・自尊心が高い

・ストレスにうまく対処する

 

という結果になりました。

 

つまり、自分の衝動や感情をコントロールで

きる人が社会で成功することが判明したのです。

 

大切なことは、小さな欲望に負けないという

ことです。大きな欲望は我慢できても、小さ

な欲望には負けてしまう人がたくさんいます。

 

しかし、どちらも自分の衝動や感情をコント

ロールできないのは同じ。自分をコントロー

ルできない人が大きな成果を残すことはでき

ません。

 

来年は、小さな欲望に負けない習慣を作りま

しょう。マシュマロを20分我慢する練習をし

ましょう。それが気にならないようになった

とき、あなたは思い通りの結果を得ることが

できるようになります。

 

お試しください。