2017年、今年の抱負は?

 

あけましておめでとうございます。

2016年もたくさんのメルマガ・ブログをお読

みいただきましてありがとうございました。

 

2017年は昨年以上にあなたのビジネスの質を

上げるメルマガをご用意しますので引き続き

お楽しみください。

 

新年といえば、「今年の抱負」ですが

あなたはどんな抱負をお考えですか。

 

私の今年の抱負は、生産性を高めること。

 

忙しくても安定して高いパフォーマンスが発

揮できるよう、仕事のやり方を変えていきた

いと思っています。

 

で、注目しているのが「休む技術」。

 

生産性を高めることと休むことは一見矛盾し

ているように感じますが、実はこれ、密接に

関係しているのです。

 

どんな状況でも安定して高い成果を出し続け

なければならないプロフェッショナルは必死

に努力しているのかと思いきや、実は適度な

休みを取っています。

 

例えばプロのバイオリニスト。

 

プロのバイオリニストの中でも、特に優秀な

バイオリニストがいるのですが、彼らは平均

1日あたりどれくらいバイオリンの訓練をして

いるか知っていますか?

 

8時間?

10時間?

それとも12時間でしょうか?

 

答えは「長くても4時間まで」です。

 

これは、各分野の超一流のパフォーマンスに

ついて長年研究している第一人者が1993年に

発見した事実です。

 

超一流のバイオリニストは、訓練以外の時間

は、読書をしたり、趣味に没頭したり、運動

したり、食事を楽しんだりしていたのです。

 

なぜならそれが「もっとも効果が高い」から

です。彼らは言います。

 

「4時間以上訓練しても、意味が無いどころ

か逆効果になる」。

 

つまり彼らは「戦略的に休む」ことによって

(しかも楽しみながら)、健康的でエキサイ

ティングな日々を送りながら、最高のパフォ

ーマンスを出しているのです。

 

これはもちろん、バイオリニストにだけ当て

はまることではありません。

 

スポーツでもチェスでも、その道の超一流は

「1日の訓練時間を長くても4時間までにして

いる」と、多くの研究者たちが結論づけてい

ます。それは、当然ビジネスにも当てはまり

ます。

 

むやみやたらに長時間働いたところでいいパ

フォーマンスは生まれません。それよりは短

時間で集中して働いた方がいい結果が生まれ

流のです。

 

人間には1週間でどのようにエネルギーレベ

ルが変化するか、明確なパターンがあること

がわかっています。

 

何曜日のある時間帯にはエネルギーレベルが

ピークになって最も成果を出しやすいとか、

逆に、何曜日のある時間帯にはエネルギーレ

ベルが最低になって、仕事に集中出来ないと

かがあらかじめ決まっているのです。

 

だから、そのパターンに沿って、仕事と休み

を入れ、そして各曜日のエネルギーレベルに

あった業務を優先的にスケジューリングして

いくことで、ムダな労力と時間を掛けずに、

最大限パフォーマンスを発揮できる、という

わけです。

 

まずはそれを実践して見たいと思います。

 

そして、効果が実践できたらみなさんにもそ

のコツを披露したいと思いますのでお楽しみ

に。

 

では、今年も1年よろしくお願いします。