連日の目標達成ネタで恐縮なのですが、
今年はなぜか「目標達成」という言葉が私の
頭の中でグルグルしています。
最近、仕事をする環境が少し変わったせいも
あるのかもしれませんが、どうやら私の今年
のテーマは「目標達成」。皆さんにも折に触
れ、どうしたら目標が達成できるか、お話し
したいと思います。
先日、ある社長さんがこんな話をしていまし
た。それは、「今年は酉年だから俯瞰（ふか
ん）して仕事を見るようにしてください」と。
俯瞰（ふかん）とは、高いところから見下ろ
すという意味。鳥のように空から街全体を見
下ろすというイメージです。
実は、これは目標達成をする上で最も重要な
ことのひとつです。
目標までの道のりを空の上から見下ろして眺
める。そして、今、自分がどこにいるのかを
確かめる。
多くの人が目標を達成できないのは、この作
業ができていないからと言っても過言ではあ
りません。
裏を返せば、この作業を毎日できれば必然的
にゴールへ到達できるということ。いつの間
にか目標が達成できるということです。
目標が達成できない理由の一つに、目標その
ものを忘れてしまうということがあります。
年頭に、今年はこれだけの売上を達成するぞ！
と決めても、そもそも目標自体を忘れてしま
っては達成できません。
だから、最低限必要なことは、目標を忘れな
いということ。毎日、自分目標は何かを確認
することです。
よく目標は紙に書いて貼っておけ！と言われ
るのは目標を忘れないためです。
とはいえ、目標を紙に書いて貼っておけば自
然と達成されるかといえばそんな簡単なもの
でもありません。具体的な行動が必要になり
ます。
それが行動目標と言われるものです。
目標は、結果目標と行動目標に分かれます。
結果目標は、ゴールのこと。
行動目標は、ゴールへ向かう道筋のこと。
然るべきスピードで、最短距離の道を通って
進むことができるかどうかが、目標というゴ
ールに時間内にたどり着けるかどうかが決ま
ります。
だから、俯瞰（ふかん）して自分の位置を知
り、次にどんな行動を起こしたらいいのかを
考えることが重要になるのです。
そのためには、毎日、結果目標と行動目標を
確認すること。日報が必要なのはそのためで
す。そして、何よりも大切なことは、自分の
頭で考えること。
うまくいった理由もうまくいかなかった理由
も考えることです。
時には、なぜうまくいかなかったのか、
どうしたらいいのかわからないこともあるで
しょう。そんな時でも、考えることです。
答えは見つからなくて結構。
自分の頭で考えるという習慣が目標達成には
必要なのです。
まずは、毎日目標を確認することからはじめ
ましょう。それだけで、目標の半分は達成で
きます。お試しください。