凡人がやるべきこと。

 

あなたの建売住宅が売れないのには理由が

あります。

 

場所が悪い、

日当たりが悪い、

間取りが悪い、

価格が高い、等々

考えれば売れない理由は山ほど出てくるでし

ょう。

 

しかし、売れない理由をどれだけ考えても

決して売れるようにはなりません。

 

反省は、売れてから。

売れるまでは、今できることをするしかあり

ません。

 

では、何をしたらいいのか?

答えは簡単。

なんでもいいから大量に行動することです。

 

とりわけ効果的なのは、

物件の告知を増やすこと。

 

あなたの物件が売り出されているということ

を一人でも多くの人に知らせる行動をするこ

とです。

 

チラシを撒くのもあり、仲介業者を訪問して

物件の客付けを頼むのもあり、とにかくあれ

これ考えないで大量に行動をすることです。

 

大量行動と聞くと、なんだか能力のない人が

やることのように思われますが、実は逆。

 

能力のある人ほど大量行動によってその能力

を伸ばしているのです。

 

例えば、工業デザイナーの奥山清行氏。

奥山さんはイタリア人以外で初めてフェラー

リのデザインをした日本人。

 

あの「エンツォ・フェラーリ」というフェラ

ーリ最高峰の車種をデザインした人物です。

 

それだけを聞くと、さぞかし天才的な能力を

持った人と思われがちですが、彼の日課を聞

くと驚きます。

 

なぜなら、奥山さんは「毎日100のデザイン

アイディアを書くこと」を自らに課している

からです。

 

ひとつのデザインを考えるだけでも大変なの

に、100のデザインを考えるのは至難の技。

 

ましてや、それを毎日やるというのは気が遠

くなるような作業、常人ではできません。

 

しかし、裏を返せば、そんな作業をこなして

きたからこそ世界的に有名なデザイナーにな

れたということ。大量行動が才能を引き伸ば

したとも言えるのです。

 

だとすれば、私たち凡人がやらなければなら

ないことは、まずは大量行動。

 

人並みの能力しかないとしたら数で圧倒する

しか勝てる方法はありません。

 

あなたの建売住宅もしかり。

競合と比べて負ける部分があるなら、一人で

も多くの人にあなたの物件を見てもらい検討

してもらうチャンスを増やすしか売れる確率

は高まりません。

 

迷ったら大量行動。

オススメです。