最近、日増しに注目を集めている宅配便の問
題。ドライバー不足と過酷なノルマが最大の
原因のようですが、一方で、それだけ私たち
の生活に欠かせないものになってきたのが宅
配便。共働き世帯では一層その大切さが身に
しみます。
今後、再配達が有料になることも検討されて
いるせいか、戸建でも宅配ボックスを希望す
る家庭が激増しているようです。
実際、パナソニックは4月に予定していた宅
配ボックスの新製品の発売を延期すると発表
しました。
宅配業界でドライバー不足が深刻化する中、
再配達の削減につながることで注目が集ま
り「従来モデルの生産が追いつかなくなっ
ている」ことが理由だそうです。
郵便受けと一体化したタイプや、住宅の壁に
埋め込み屋内から荷物を取り出すタイプなど
計3種類の宅配ボックスを発売し、品ぞろえ
の強化を図る戦略でしたが、思わぬ誤算とな
ったようです。
同社によると、平成28年度の宅配ボックスの
販売台数は月平均400~500台。それが今年
は3月だけで2,000台以上の注文が殺到。
納期に遅れが生じており、従来モデルの生産
を優先することにしたことが新製品の発売延
期に繋がったようです。
今後は需要の急拡大に対応するため、生産能
力を現状の月1,300台程度から、2,000~
3,000台にまで引き上げる計画だといいます。
ドライバーを中心に人手不足で長時間労働が
慢性化している宅配便最大手のヤマト運輸は
ドライバーらの負担軽減に向け、再配達の有
料化を検討中。
ドライバー不足は一朝一夕で解決する問題で
はないため、不在時に荷物を受け取るための
宅配ボックスへの関心が一段と高まりつつあ
ります。
今後は建売住宅でも宅配ボックスは必須。
共働き世帯はもちろん、それ以外の世帯でも
宅配ボックスがあれば、わざわざ玄関に取り
に行かなくても済みます。
だから防犯面はもちろん、小さな子供だけの
留守番時にも宅配ボックスは効果的。早急に
取り入れてみてはいかがでしょうか。宅配ボ
ックスが注目を集めている今、便乗するのも
手です。お試しください。